シベリア鉄道には何を持っていけばいいの?シベリア鉄道〜準備編〜
Здравствуйте (ズドゥラーストビーチェ=こんにちは)!どうもタヌ吉です。
私、都内某私立大学からモスクワ市内の大学であるMGIMOへ一年間の交換留学に来ている、日本産タヌキです。
本日はシベリア鉄道〜準備編〜についてご紹介します!
シベリア鉄道〜適正編〜や〜購入編〜を見て乗ってみたいと思ってくださった方は、ぜひこの記事を参考に旅を快適なものにしてくださいね。
1)乗車前に購入した方が良いもの
実際に私が持っていって役立ったものは...
・ビーチサンダルorスニーカー
乗る時期は様々だと思いますが、冬に乗車する場合は寒いのでみなさんブーツを履いて行くと思います。
しかし列車内の移動やフラッとホームへ降りるためだけにいちいちブーツを脱ぎ履きするのは面倒くさいですよね。サッと履けるものを一足持っておくと便利ですよ!
・流さないシャンプー/汗拭きシート
(私が実際に持っていたもの。スプレー状になっていて、頭皮がスッキリしました。)
列車にもよりますが恐らくほとんどの鉄道にはシャワーがついていません。
しかしいくら動かないとはいっても一週間体を洗わないのは気になりますよね...
そういったときに水なしで体を綺麗にできるものがあると、気分もリフレッシュできるのでオススメです!
・トイレットペーパー
一応駅員が補充してくれるのですが、それでも切れていることがあります。
トイレは案外混み合うので、後ろに人がつまってるのに紙がない...!そんな状況、焦りますよね笑
1ロールでいいのでスーツケースに入れていただいて、乗車中は毎回ペーパーを携帯してトイレに行くと安心ですよ!
・歯ブラシ/歯磨き粉
アニメティなど存在しないので、使い勝手の良いものをご持参ください。
・カップ麺/お湯を入れれば作れる食料や飲み物
ホームに降りればカップ麺やパンなど食料を購入できますが、慣れ親しんだ日本の味を持って行けばホッとすると思います。
何かとストレスも多いので、精神面の最後の切り札としても役立ちますよ!
(上の取っ手を回すとお湯が出ます。めちゃくちゃ熱いので電車の揺れにはご注意を。)
・薬
酔いやすい人は酔い止めを、お腹を壊しやすい人は胃薬などを持参した方が良いと思います。駅には長くても1時間ほどしか止まらないため、万が一のときに備えてください。
・小さいバッグ
身の危険を感じたことはありませんでしたが、常に携帯できるバッグにパスポート・財布・チケット・携帯を入れておくと安心して旅を楽しめると思います!
(私は上の網棚の部分に常に小さいバッグを置いてました。)
・Tシャツ/スウェット
ほぼ一週間ずーっと室内にいるわけです。誰もおしゃれなんかしていません。楽な格好をオススメします!
あと意外なことにもシベリア鉄道って冬でもめちゃくちゃ暑かったりするんです。
室内の暖房が暑すぎて熱帯夜かと錯覚した晩もありました...何枚かTシャツの替えを入れておくといいでしょうね。
・本/動画を入れたスマート本やタブレット
シベリア鉄道は本当にやることがありません。暇すぎて宇宙の真理にもう少しでたどり着けそうなくらいでした(残念ながら時間はありましたが知性が足りなかったようです)。
いつもは忙しくて読み残した本や見逃した動画が溜まっているそこのあなた!
自分が必要だと予想する3倍は持参した方がいいですよ。なーんの罪悪感も感じることなく、好きなだけ趣味に没頭できます!
・保湿できるもの
鉄道内はとにかく乾燥しています。保湿を怠った私は鉄道下車から3週間経った今でも唇がガサガサです。
リップスティックやボディクリームなど肌を守れるものを持って行ってください!
・アイマスクや耳栓
夜20:00~23:00(駅員の気まぐれ)に消灯しますが、人によっては電気を付けっ放しにしたりスマートフォンを使用します。些細な光でも気になってしまう方はアイマスクを持って行ってください。
またロシア人はお喋り好きです。消灯したのに修学旅行の夜かと思うくらいに盛り上がることもしばしば。
耳栓をつけたりイヤフォンで好きな音楽を聴くなどした方が安眠できそうです。
・ポケットwi-fi/SIMカード
列車内にはWiFiは一切ありません。正直ポケットwi-fiやSIMカードを持って行ったところで駅と駅の間を走っている際には圏外になってしまうのですが、それでも持参した方が懸命でしょう。
Googleマップを使って自分が今どこを走っているのか確かめるのも楽しいですよ!
2)準備はしたものの、必要なかったもの
・携帯バッテリー
各ベッドの近くに充電スペースがあります。
(左:上の段の充電スペース。USB接続できるものがあればオーケー。
右:ロシアで使われているCタイププラグが変換器として必要。)
・細かい現金
ロシアでは大きい金額で払おうとすると「お釣りはない」ってふてぶてしく言われるのですが、意外にもシベリア鉄道ではカードを使うことができました!
ちなみにカードで払いたい場合は「カルタ」と一言言えばわかってくれます。
ただしホームの売店では現金でしか支払えないところもあるので、現金を持つに越したことはないのですが、万が一現地でATMを見つけられなくて下ろせなくても大丈夫ですよ!
私のこのブログがシベリア鉄道を乗りたいと思っている方に100%役に立つかはわかり兼ねますが、少しでも貢献できていたら幸いです。
もしここまで読んでもっともっとシベリア鉄道に興味を持った方がいましたら、ぜひ次の『シベリア鉄道〜乗車編〜』でお会いしましょう!
До свидания (ダスビダーニャ=さようなら!)